モーリタニアは西アフリカの国で、大西洋の近くにあります。
ここは漁業が有名で、多くの人が漁で生計を立てています。
15年前、モーリタニアは中国と協定を結び、中国の会社がここで漁をすることができ、魚の加工工場も建設しました。
現在、ほとんどの工業用漁船は中国のものです。
外国の大型漁船が魚を取りすぎたため、海の魚が減り、多くの地元の漁師は魚を捕まえるのが難しくなり、収入も減りました。
漁師の中には、数日間海に出ても魚が捕れず、タコやキイロムツがとても少なくなったと言う人もいます。
以前は簡単な船と網でたくさんの魚を捕まえられましたが、今はもっと遠くの海に行き、燃料に多くのお金を使わなければならず、それでも収穫は少ないです。
多くの魚は海外に送られて加工され、地元の人に残る魚は少なくなっています。
一部の漁師は仕事を求めて都市に行ったり、外国で働いたりしなければなりません。
モーリタニアの漁師たちは、政府が彼らの仕事と海の資源を守り、生活を良くしてくれることを望んでいます。