バングラデシュとインドは最近、憲法の中の「世俗」と「社会主義」という言葉について議論しています。
バングラデシュでは多くの人が憲法を変えるべきかどうか考えています。
憲法は平等、人間の尊厳、社会正義をもっと重視すべきだと考える人もいます。
インドでは「世俗」と「社会主義」を取り除きたい人もいて、国をよりヒンドゥー教国家にしたいと望んでいます。
実は、インドとバングラデシュの憲法はもともと人々の宗教の自由を支持し、どの宗教も差別しない内容でした。
その後、これらの二つの言葉が憲法の前文に加えられました。
今では、これらの言葉がとても重要だと考える人もいれば、取り除いてもよいと考える人もいます。
この議論は宗教と国家の関係を改めて考えさせています。
インドとバングラデシュは歴史、文化、スポーツなど多くの共通点があり、今は宗教の国家における役割にも関心を持っています。